ミツバチの巣は蜜ろうでできています。
蜜ろうとプロポリスは外見がよく似ているため間違えやすいのですが、蜜ろうはミツバチの腹部にあるロウ腺から分泌されるもので、プロポリスはミツバチが植物から集めた樹脂に自らの分泌液を混ぜ合わせて作るものです。
ミツバチが樹木のねばねばしたものを集めるときは、かじり取ったあと中脚の花粉ブラシに丸めて押しつけ、後ろ脚の外側にあるくぼみ(花粉バスケット)に詰め込んで持ち帰るそうです。
ミツバチの後ろ脚がそのような構造になっているなんて、ハチの専門家でなければなかなか知らないようなことです。
ミツバチが物を運ぶときは何となく口にくわえたり前脚で持っているのではないかという印象がありますが、ミツバチは毎日花粉やプロポリスを巣に運ばなくてはならず、その作業に都合の良いような体のつくりになっているわけです。
私たちが買い物に出かけて両手いっぱいに買い物袋を提げて帰ってくるというようなことを、ミツバチは毎日繰り返しているのです。
買い物係となるのはメスのミツバチですが、ミツバチの種類によって大量にプロポリスを集めるものと、あまり熱心に集めないものとがあって、二ホンミツバチなどは、ほとんど運ばないといわれます。

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