養蜂家は、ハチミツの採取が主目的で、プロポリスはその副産品です。したがって、プロポリスの収集ということよりも、ハチミツの収集についての条件をまず考えなければならないのです。
ユーカリは、花の咲いている期間が長いです。一つの木でも、枝元から穂先のほうへ開花が移動していきます。長いものでは開花期間4ヶ月以上といいます。
そして樹種によって開花期がずれるため、採蜜できる期間はさらに長期にわたります。
養蜂家は、安定的にハチミツが採れる場所に巣箱を置きます。ただし、巣箱設置はタダではなく、場所代を払う契約を地主なり植林会社と交わし、置かせてもらいます。だから、効率の悪いところを選ぶわけにはいかないのです。
蜜源植物として、何が優れているかが重要な判断材料となるのです。その点でも、採蜜期間が長く、かつ広大な面積を占めるユーカリ林は効率がよいため、養蜂家は競って巣箱を置くのです。
ミツバチは同一種類の植物から蜜、花粉、プロポリスなどを集める習性があります。
100余種類のユーカリが植林されているということは、100余種類のハチミツがあるということです。

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